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春季賃上げに関する問題

春季賃上げに関する問題


まずは、次の問題を見てください。

【12−5−E】

労働省労政局調べによる民間主要企業の春季賃上げ率の長期的推移をみると、1960年代にはほとんどの年で賃上げ率が10%以上であった。1970年代前半にかけて賃上げ率は更に高まり、1974年には30%を超える賃上げ率となった。しかし、その後は次第に低下傾向となり、1990年代には賃上
げ率が10%を超えることは一度もなかった。

【13−4−D】

 春季労使交渉における賃上げ率を把握する指標として、従来、労働省労政局調べの主要企業春季賃上げ率が利用されてきており、これでみると平成12年春の賃上げ率(加重平均)は2.06%であった。この賃上げ率には、定期昇給に相当する賃上げ率も含まれているから、その点を考慮するとベースアップに相当する賃上げ率はさらに低くなるものと考えられる。

【15−3−B】

厚生労働省の調査によると、平成14年の民間主要企業の春季賃上げ妥結結果は、賃上げ額、賃上げ率のいずれにおいても、前年の妥結結果を下回った。このような結果は5年連続のことである。

これらは、すべて春季賃上げに関する問題で過去5年間に3度も出題されている頻出問題です。
答えは、すべて、正しいとされています。

では、これを平成17年度試験に対応すると、どうなるかと言いますと、次のような問題が想定されます。

【12−5−E―改題】

民間主要企業の春季賃上げ率の長期的推移をみると、1960年代にはほとんどの年で賃上げ率が10%以上であった。1970年代前半にかけて賃上げ率は更に高まり、1974年には30%を超える賃上げ率となった。しかし、その後は次第に低下傾向となり、平成7年以降には賃上げ率が3%を超えることは一度もなかった。


【13−4−D―改題】

春季労使交渉における賃上げ率を把握する指標として、従来、主要企業春季賃上げ率が利用されてきており、これでみると平成16年春の賃上げ率(加重平均)は1.67%であった。この賃上げ率には、定期昇給に相当する賃上げ率も含まれているから、その点を考慮するとベースアップに相当する賃上げ率はさらに低くなるものと考えられる。

【15−3−B―改題】

厚生労働省の調査によると、平成16年の民間主要企業の春季賃上げ妥結結果は、賃上げ額、賃上げ率のいずれにおいても、前年の妥結結果を上回った。このような結果は7年ぶりのことである。


まず、出題年度と出題された統計を見ると、前年の統計が出題されていることがわかります。
民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況についての調査結果は、8月頃に公表されますので、その年の分は試験に間に合わないということです。
ということは、早目から、この統計は、試験対策ができるんですね。
はい、そこで、最近の流れですが、平成6年の賃上げ率は3.13でしたが、平成7年に2.83となって以降、3%を超えたことはありません。
特に、平成14年から平成16年までは2%にも満たない状況となっています。
ただし、平成16年は平成9年以来7年ぶりに前年の調査結果を上回っております
これが、出題されるとしたら、大きな論点になるのではないでしょうか?

そうそう、改題した問題もすべて答えは正しいとなります。


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  • 2019.07.13 Saturday
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