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平成26年−国年法問1−C「寡婦年金の失権」

今回は、平成26年−国年法問1−C「寡婦年金の失権」です。


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寡婦年金の受給権を有する者が支給繰上げの請求をし、老齢基礎年金の受給権
を取得すると、寡婦年金の受給権は消滅する。


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「寡婦年金の失権」に関する出題です。


次の問題をみてください。


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【 17−8−A 】

寡婦年金の受給権は、受給権者が繰上げ請求により老齢基礎年金の受給権を
取得したときは消滅する。

【 10−2−B 】

繰上げ請求の老齢基礎年金と寡婦年金は、選択によりいずれか一つが支給
される。


【 7−2−E 】

寡婦年金は、受給権者が老齢基礎年金の支給の繰上げの請求をして、その
受給権を取得したときは、その翌月からその支給が停止される。


【 23−8−D[改題] 】

老齢基礎年金の繰上げ支給を受けると、寡婦年金は支給停止される。


【 21−8−B 】

寡婦年金の受給権は、受給権者が繰上げ支給の老齢基礎年金の受給権を取得
したとき、又は60歳台前半の老齢厚生年金の受給権を取得したときは、消滅
する。




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寡婦年金と老齢基礎年金との関係については、
かなりの頻度で出題されています。
合格する方は、このような問題は確実に正解しますから、
絶対に間違えてはいけないところです。

そこで、
老齢基礎年金は、原則として65歳から支給されますが、支給繰上げの請求を
すれば、65歳に達する前であっても、支給を受けることができます。
で、
老齢基礎年金の支給繰上げの請求をした場合ですが、
その者は、65歳に達しているものとみなされます。

寡婦年金は、65歳未満の妻に支給されるものなので、
65歳に達すれば失権しますし、
65歳以降、受給権が発生することはありません。

ですので、
寡婦年金の受給権は、
繰上げ支給の老齢基礎年金の受給権を取得したときは消滅します。

ということで、
【 26−1−C 】と【 17−8−A 】は、正しい内容です。

これに対して、
【 10−2−B 】では、「選択」としていますが、選択の余地はありませんので、
誤りです。

【 7−2−E 】、【 23−8−D 】では、寡婦年金の支給が停止とありますが、
支給停止ではありません。
失権です。
ですので、これらも、誤りです。

それでは、
「60歳台前半の老齢厚生年金の受給権を取得したときは、消滅する」としている
【 21−8−B 】は、正しいのでしょうか?
特別支給の老齢厚生年金の受給権を取得したときであっても、
寡婦年金の受給権は消滅しません。
特別支給の老齢厚生年金の受給権を取得したときは、どちらか一方を選択して
受給することになります。
ということで、誤りです。

60歳台前半の老齢厚生年金と繰上げ支給の老齢基礎年金とは、
扱いが異なりますから、
勘違いしたりしないようにしましょう。


 

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  • 2018.06.23 Saturday
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