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保険料納付要件

今回の過去問分析は、同じ論点の出題でも、正しい肢となる場合と誤った肢となる場合があるという、何とも不思議な話ですびっくりでは、まず、次の問題を読んでください。

【 平成14年国民年金法問4−A 】

障害基礎年金については、初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までに被保険者期間がある者の合、?当該被保険者期間に係る保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が被保険者期間の3分の2以上であること、又は初診日の属する月の前々月までの1年間に保険料未納期間がないことが支給要件として必要とされている。


【 平成13年厚生年金保険法問6−E 】

平成18年4月1日前に死亡日がある被保険者について、死亡日の属する月の前々月までに国民年金の被保険者期間があるとき、当該被保険者期間の直近の1年間に保険料の滞納がない場合には保険料納付要件を満たすことから、その遺族に遺族厚生年金が支給される。


【 平成16年厚生年金保険法問3−B 】

厚生年金保険の被保険者が死亡した場合において、死亡日が平成18年4月1日前にあり、かつ、死亡日の属する月の前々月までの直近の1年間に保険料納付済期間及び保険料免除期間以外の被保険者期間がなければ、その者の遺族に遺族厚生年金が支給される。

【 平成14年国民年金法問4−A 】は正しい肢です。
【 平成13年厚生年金保険法問6−E 】は誤った肢です。
【 平成16年厚生年金保険法問3−B 】は誤った肢です。

保険料納付要件の問題です。保険料納付要件は、原則として「被保険者期間に係る保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が被保険者期間の3分の2以上」です。

ただし、例外として「初診日(又は死亡日)の属する月の前々月までの1年間に保険料未納期間がない」ということでも要件を満たすことになっています。

ただし、この例外は65歳未満の場合だけに適用されます。誤った肢としたものは、その記述がないからというのが理由なんです。
でも、その記載がなくとも正しい肢とされてしまうこともあり、受験生にしてみると、どっちなんだということになってしまいますね。

結局、正誤の判断は、一つの肢ではできないということなのです。
他の肢との比較の中で、「より正しいもの」や「より誤ったもの」があれば、それが解答。そういう肢がなければ、こちらが解答ということです。

受験生泣かせの問題ですが、5肢の中から1つを選ぶ力をしっかり身に付けることができれば、このような問題があったとしても大丈夫です。

そのためにも、五肢択一の問題を何度も繰り返し解いてみましょう。
では、今回の過去問分析は、これくらいにしておきます。

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  • 2020.04.04 Saturday
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