<< 労災保険・傷病補償年金 | main | 労災保険・障害補償給付 >>

基金と組合

今回は、社会保険に関する過去問を分析してみます。

【15−健保1−D】

健康保険組合が解散する場合において、その財産をもって債務を完済することができないときは、当該健康保険組合は、設立事業所の事業主及び被保険者に対し、政令で定めるところにより、当該債務を完済するために要する費用の全部又は一部を負担することを求めることができる。

【14−厚年8−D】

厚生年金基金が解散する場合において、解散する日における年金給付等積立金の額が政令で定める額を下回るときは、その下回る額を事業主及び加入員の負担において一括して徴収しなければならない。

【16−厚年9−C】

厚生年金基金の設立事業所が脱退して減少する場合において、その減少に伴い他の設立事業所に係る掛金が増加するときは、当該基金は脱退する事業所から規約に定めるものにより算定した額を掛金として一括して徴収するものとし、当該事業所の事業主はこの掛金について規約の定めるところにより加入員の同意がなくても折半することができる。


健康保険組合や厚生年金基金に関する費用負担の出題です。出題内容は必ずしも同じものではないですが、誰が負担すべきかということを聞いていますよね。科目は違うとはいえ、ある意味、同じ論点の出題が3年連続です。このような項目は、加藤的な予測としては、手を代え、品を代え、また出てくるのではと思うんですよね。

ただ、このような場合の費用負担って、感覚的に事業主がまず負担すべきだろうということがわかるのではないでしょうか?OK
で、場合によって、被保険者に負担させることも可能かも、って感じになりますよね。
そんなわけで、いずれも誤りですね。

そこでですが、健康保険組合に関しては、費用の負担を被保険者に対して求めることはできませんが、厚生年金基金は少し違うのです。原則は事業主の負担ですが、加入員の同意により、加入員に負担させることも可能なんですね。 !
ちなみに、徴収は、事業主から行います。

健康保険組合と厚生年金基金の規定は、似たような規定などありますが、このように微妙な違いを突いた出題もあるので、横断的に違いをしっかりと理解しておきましょう

スポンサーサイト

  • 2020.04.04 Saturday
  • -
  • 15:11
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recommend
recommend
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM