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平成18年健康保険法問10―A「不服申立て制度」

今回は、平成18年健康保険法問10―A「不服申立て制度」です。

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不服申立て制度は2審制がとられており、第1次審査機関として各都道府県に
独任制の社会保険審査官が置かれ、第2次審査機関として合議制の社会保険
審査会が置かれている。

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不服申立て制度に関する出題です。
不服申立てに関する問題、審査請求の対象となる処分や請求できる期間などを
論点にしたものが多いですが、審査官や審査会がどこに置かれているのか、この
論点もときどき出題されます。

では、次の問題を見てください。

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【 14−社一9−A 】

各社会保険事務所に置かれた社会保険審査官は、石炭鉱業年金基金法の規定
による審査請求の事件も取り扱う。

【 7−社一9−D 】

社会保険に関する処分に不服がある場合の審査機関として地方社会保険事務局
に社会保険審査官が置かれている。また、社会保険審査官の審査決定に不服が
ある場合の上級審査機関として、厚生労働省に社会保険審査会が置かれている。

【 5−社一−記述 】

第2次審査機関として、合議制の社会保険審査会があり、社会保険審査官が
行った決定に不服がある者は、これに対し再審査請求をすることができる。
この社会保険審査会は、( A )に設置されており、( B )の同意を
得て( C )が任命した委員長及び5人の委員により組織されている。

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択一式の3問、社会保険審査官について、それぞれ
「各都道府県」、「各社会保険事務所」、「地方社会保険事務局」
に置くとしています。

社会保険審査官は定数が102人です。これは、平成17年に出題されていますが、
もし、社会保険事務所ごとに置かれているとなると、102人では足りません。
社会保険事務所、東京だけでも20以上ありますからね。

で、都道府県は、社会保険の事務を担当していません。
そうなると、地方社会保険事務局ってことになります。

【 18−10−A 】と【 14−社一9−A 】は誤りで、【 7−社一9−D 】は
社会保険審査官に関する部分は正しいとなります。

では、「厚生労働省に社会保険審査会が置かれている」という部分ですが、
【 5−社一−記述 】で空欄とされています。
地方社会保険事務局の上級庁だから社会保険庁だなんて思われてしまう方も
いるかもしれませんね。
そうではありません。厚生労働省なんですね。
審査機関というのは、たとえば、厚生年金基金に関することや健康保険組合に
関することも扱うので、そうなると、監督官庁である厚生労働省ってことに
なりますからね。
それと、社会保険審査会の構成については、
【 17−社一10−D 】で、
社会保険審査会は、委員長及び5人の委員をもって組織する。

と出題されているので、どこにだけではなく、何人とかも押さえておいたほうが
よいでしょう。

【 5−社一−記述 】の答えは、次の通りです。
A:厚生労働省
B:両議院
C:厚生労働大臣

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