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女性の労働力率

今回は、「女性の労働力率」に関する問題を見てみましょう。

近年の少子化の問題との関係から、この数値というのは、現実社会においては、かなり重要な数値ではと思うんですよね。ですので、試験にも度々出題されています。

では、まず、次の問題を見てください。

【4−2−A】
平成2年における我が国の女性労働力率の推移を年齢階級別にみると、20〜24歳層と45〜49歳層が山となり、30〜34歳層が谷となるM字型カーブを描いている。

【12−3−B】
我が国の女性労働力率を年齢階級別にみると、出産・育児期に低下し、育児終了後に高まるという傾向がみられ、M字型カーブを描くといわれる。M字型カーブが示すピークとピークの間の年齢階級で最も労働力率が低くなるのは1990年代では25〜29歳階級である。

【11−5−B】
女性の就業意欲の高まり、サービス産業化等を背景に女性の職場進出が進んでおり、女性の労働力率は昭和50年の45.7%から平成9年は50.4%に上昇しているが、年齢階級別にみると、出産・育児期に当たる30〜34歳層では、この間、労働力率は横ばいとなっている。

【10―記述】
 A は、 A =就業者数+完全失業者数/15歳以上人口によって計算されるが、我が国の女性の A を年齢階級別にみると、出産・育児期の年齢層で低下した後再び上昇するという、いわゆる B カーブを描いている。

【16−4−B】
女性労働白書によれば、平成15年の働く女性の状況のポイントとして、女性の労働力率が6年連続で低下していること、女性の平均勤続年数が前年より伸び、3人に1人以上は10年以上の勤続者となっている、ことなどをあげている。

解答は次のとおりです。
【4−2−A】 正しい。

【12−3−B】 誤り。女性の年齢階級別労働力率のM字型カーブにおいて最も労働力率が低くなる部分は、1990年代においては、30〜34歳層です。

【11−5−B】 誤り。30〜34歳層の労働力率は、昭和50年の43.9%から平成9年には56.2%と大きく上昇しています。

【10―記述】
 A :労働力率   B :M字型(又は「M字」)

【16−4−B】 正しい。女性の平均勤続年数は9.0年(男性13.5年)と前年に比べ0.2年伸び、勤続10年以上の者の割合は35.2%(対前年差0.8%ポイント上昇)と3人に1人以上は10年以上の勤続者となっています。

平成16年以外は、すべて年齢階級別労働力率に着目した出題で、M字型カーブに関連する出題ですね。
平成10年から3年連続で出題があり、しばらく出題がなかったら、ちょっと傾向を変えて出題されましたね。
ただ、一度出題されると、このようなものって、続く傾向があるので、これらに関する状況は確認しておいたほうが良いところですね。

ということで、これらを平成17年試験対応にしてみます。

【4−2−A―改題】
平成16年における我が国の女性労働力率の推移を年齢階級別にみると、25〜29歳層と45〜49歳層が山となり、30〜34歳層が谷となるM字型カーブを描いている。

【12−3−B―改題】
我が国の女性労働力率を年齢階級別にみると、出産・育児期に低下し、育児終了後に高まるという傾向がみられ、M字型カーブを描くといわれる。M字型カーブが示すピークとピークの間の年齢階級で最も労働力率が低くなるのは2000年以降では35〜39歳階級である。

【11−5−B―改題】
女性の就業意欲の高まり、サービス産業化等を背景に女性の職場進出が進んでおり、女性の労働力率は平成2年の50.1%から平成16年は50.4%に上昇しているが、年齢階級別にみると、出産・育児期に当たる30〜34歳層では、この間、労働力率は横ばいとなっている。

【10―記述】
これは改題のしようがないので、省略します。

【16−4−B】
こちらは平成16年版がまだ出ていないので、改題できません。
すいません。


解答は次のとおりです。
【4−2−A―改題】 正しい。出題当時と違って、最初の山が25〜29歳層と年齢が上がっています。

【12−3−B―改題】 誤り。女性の年齢階級別労働力率のM字型カーブにおいて最も労働力率が低くなる部分は、2000年以降において、30〜34歳層です。問題は35〜39歳階級と出題当時のものとは変えましたが、実は、この年齢階級と30〜34歳階級とほとんど差がなくってきているんです。
つまり、徐々に底となる年齢が上がっているんですね。これは少子化の要因の一つ晩婚化を表しているともいえるのではないでしょうか。

【11−5−B―改題】 誤り。平成2年と平成16年とを比較すると女性の労働力率は48.3%と低下しています。逆に、30〜34歳層では、この間、労働力率は大幅に増加しているんですよね。傾向が変わっているので、注意ですね。

【16−4−B】に関連しては、平成16年版働く女性の実情が明らかになったら、その情報を掲載していくつもりですので、それまでお待ちください。

ということで、労働力率、これは男性無視。女性をチェックグッド
以前取り上げた完全失業率、こちらは男性に限定した出題のほうが多いので、完全失業率は男性をより注意ですね。

こういうところも、年金制度と同様に、男が仕事、女性が家庭みたい古い考え方があるがため、出題の論点がわかれているように思われてしまうのですが・・・
どうですかね。個人的には、そういうの嫌いなんですがね。
あっ、すいません、試験とは関係ありません。単なる個人的な意見です。

ということで、今回のこのコーナーはこれでおしまいです。

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  • 2019.07.13 Saturday
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