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育児休業等の期間中の保険料

今回は、平成17年健康保険法問8―Eです。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律に
規定する育児休業とこれに準じて子が3歳になるまで取得される休業の期間
中も被保険者資格は存続するものであり、事業主がその旨を保険者に申し出
た場合であっても、この期間内において、事業主はその被保険者の保険料を
納付しなければならない。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

育児休業等の期間中の保険料に関する出題です。
前号で、被保険者となるか、ならないかという問題を取り上げ、平成17年に
健康保険と厚生年金で似たような問題が出たということを言いましたが、実は
これもそうなんです。
次の問題を見てください。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

【17−厚年8−A】
子が3歳に達するまでの育児休業もしくは育児休業の制度に準ずる措置の
期間中について、保険料が免除される。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

健康保険では保険料を納めると、厚生年金保険では免除されると出題しています。
この取扱いは、健康保険と厚生年金保険では共通ですよね。
いずれも保険料が免除されます
ですので、健康保険の問題は誤りです。

しかし、この育児休業等の期間中の保険料の免除、よく出ますね。
最近は、ほぼ毎年、健康保険か厚生年金保険のどちらかで出題されています。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

【14−健保5−B】
育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律に
基づく育児休業等の期間中の保険料については、事業主が保険者に申し出た
ときは、育児休業等を開始した日の属する月の翌月から当該育児休業等の
終了する日の属する月の前月までの被保険者及び事業主が負担すべき保険料
について免除される。

【16−健保7−A】
育児休業等の期間については、事業主が申出をした場合、育児休業等を開始
した日の属する月以後、育児休業等の終了した日の翌日の属する月の前月まで
の期間について、当該被保険者に関する保険料が免除される。

【17−厚年8−B】
保険料の免除の始期は育児休業等を開始した日の属する翌月で、終期は育児
休業等が終了する日の翌日の属する月である。

☆―――――――――――――――――――――――――――――――☆

【14−健保5−B】【17−厚年8−B】は誤りです。
免除される期間が間違ってますよね。
【16−健保7−A】で出題している期間が正しくなります。
免除されるのは、育児休業等を「開始した日の属する月」以後、当該育児
休業等の終了する日の「翌日の属する月の前月」までの期間です。
始まりは、休業が始まった月、終わりは、ややこしい表現をしていますが、
休業が月末に終了することを想定したものなので、月末に終了したのであれば、
その月まで免除ですね。
月末以外に終了したときは、前月までということです。

このほか、この規定は、厚生年金保険から保険料が免除された期間は、保険料
納付済期間となるかどうかなんていう論点でも出題されています。
当然、保険料を拠出した期間として扱われますよ。

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  • 2020.04.04 Saturday
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